えがおになあれ(83)

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子どもたちが明るく元気に育つのを見ると、未来に希望を感じます。
毎日を心豊かに過ごし、子どもも大人も、「えがおになあれ」…
そんな願いを込めて、このコーナーを設けました。
(出雲市要保護児童対策地域協議会)

■おいでよ!あそぼう!ようちえん!
市立幼稚園の子育て支援として市内各幼稚園では、『未就園児教室』を開催しています。「子ども・子育て支援新制度」では、「地域の実情に応じた子育て支援の充実」が挙げられ、私たち保育者は家庭や地域との連携を図りながら、「地域の子育て家庭への支援を行うこと」「子育てをする人たちの気持ちに寄り添い、保護者と共に子育てをする姿勢をもつこと」といった役割を担っています。
塩冶幼稚園では、地域の未就園児を対象とした『いちご教室』を開催しており、季節を感じる遊びを中心に、親子で幼稚園での遊びを楽しんでもらっています。2月のいちご教室では、『ひな人形づくり』を楽しみました。時には、在園児と一緒に歌や踊りを楽しみ、活動の終わりには、『おやつ会食』もあります。2月は桜餅でしたが、秋には幼稚園の『わくわく田んぼ』で収穫したお米のおにぎりや、園の畑で収穫した焼き芋を食べ、季節を感じながら同年齢の子どもたちとのひと時を過ごしてもらいました。コロナ禍においては、親子とも他者と出会う機会が限られています。こうした地域の幼稚園での子育て支援にぜひ参加してみてください。子育てについての相談も気軽にできます。
また、市立幼稚園の子育て支援の一つとして『預かり保育事業』があります。令和5年度から、市内全幼稚園が7：30から18：30までの預かり保育を実施しています。私たち保育者も皆さんの子育てを応援していきたいと思っていますので、ぜひこうした制度もご利用ください。
(執筆…出雲市公立幼稚園・こども園長会会長　塩冶幼稚園長　藤江素子)

問合せ：子ども政策課
【電話】21-6604