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出雲市市民文化賞

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島根県出雲市

出雲市では、市民文化の向上に寄与する優れた功績を有し、顕著な活動を行っている個人または団体を「出雲市市民文化賞」として表彰し、うるおいとゆとりのある文化のまちづくりに取り組んでいます。
令和4年度出雲市市民文化賞は、次の方々が受賞されましたのでご紹介します。

■受賞者 直江一式飾(なおえいっしきかざ)り保存会
《活動内容》
昭和60年頃より300年の歴史ある直江一式飾りを伝承し育成しようという機運があり、平成3年10月に直江町12町内会の賛同者有志30名により発足しました。直江一式飾りは出雲市無形民俗文化財第18号に指定されています。
作品の製作だけでなく、小中学校や地域において、一式飾りの製作指導や由来の講話・講演会を行うなど、直江一式飾りの地域への継承と保存にも積極的に取り組んでいます。また、毎年「なおえ夏祭り」は保存会が中心的な団体として活動しています。
引き続き、直江の伝統文化である一式飾りの技術向上を次世代の人たちに伝えるとともに、会員だけではなく、地元自治会を始めとした多くの人々に一式飾りの持続を共有できるよう努めるなど、伝統技術の保存・継承に尽力していきます。

■受賞者 紙しばいプロジェクト
《活動内容》
高松地区の地元住民などの有志で構成されている団体で、飼い主とはぐれた後無事保護された三毛猫のフクを題材にした紙芝居「三毛猫フクの大冒険」を元に英語版「Long Journey of Fuku」を作成し、英語学習に役立ててもらおうと令和2年に市内全小・中学校に寄贈しました。
以降も日本語版及び英語版の紙芝居の読み聞かせなどを幼稚園、小学校、児童クラブで実施しています。また、令和4年にはポルトガル語版の紙芝居及び読み聞かせ用CDを作成しました。
引き続き、主に学校において紙芝居の読み聞かせを核とした交流活動を続けるとともに、日本語指導を行っている小・中学校へポルトガル語版紙芝居を寄贈するなど、国際理解教育の推進に尽力していきます。

問合せ:文化スポーツ課
【電話】21-6514

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