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自治体の皆さまへ

えがおになあれ(84)

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島根県出雲市

子どもたちが明るく元気に育つのを見ると、未来に希望を感じます。
毎日を心豊かに過ごし、子どもも大人も、「えがおになあれ」…そんな願いを込めて、このコーナーを設けました。
(出雲市要保護児童対策地域協議会)

■今こそ、「ゆとりと目標」を持った生活を!
新型コロナウイルス感染症が、季節性インフルエンザなどと同じ5類に移行しましたが、ここ3年間は新型コロナウイルス感染症の大流行により、子どもだけでなく家族の笑顔が極端に減っています。また、保護者の皆さまも同じような制限を行う中で、日用品の高騰などにより日々の生活を行うのが精一杯な状況だと思います。
子どもも大人も楽しみが少なくなった現状を回復するためには、遊ぶ時間・遊び場(空間)・遊び友だち(仲間)の「3つの間(ま)(時間・空間・仲間)」が大切です。
子どもたちは塾や習い事に忙しく、遊ぶ時間が少なくなり、自由に遊べる空き地や公園も減って、時間と空間の減少に伴い、友だちと一緒に遊ぶことが少なくなっています。遊びの減少は運動能力の低下だけでなく、コミュニケーション能力や社会性、創造性、柔軟性といった能力の低下にもつながります。また、親の世代も、時間外勤務や休日出勤などの長時間にわたる仕事や、子どもの塾や習い事の送迎、親の介護などで、大人になっても「3つの間」がないままになっています。
子どもだけでなく、大人も「3つの間」を持つためには「ゆとり」を持つことが大切です。また、「ゆとり」だけでなく、暮らしのなかで「目標」を定めることも重要です。
まずは、少し早く仕事から帰ったり、趣味に没頭したり、旅行に行く予定を立てたりするなど、ご自身の職場や家庭で、ゆとりを持ちながら目標を定めて生活しましょう。
(執筆…島根大学医学部附属病院)

問合せ:子ども政策課
【電話】21-6604

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