市では、次世代に重い負担を強いることのない持続可能な行財政運営を実現するため、平成26年4月に行財政改革の指針である「出雲市行財政改革大綱」と、平成31年4月に具体的な取組項目等を定めた「出雲市行財政改革第2期実施計画(計画期間:令和元年度~令和5年度)」を策定し、行財政改革の取組を進めています。
■1.令和4年度の取組の進捗状況
令和4年度の財政効果額は約17億1千万円であり、目標額の9億6千万円を達成しました。
◇主な取組
・AI(人工知能)、RPA(業務自動化)等の活用による業務の効率化
・公共施設の見直し(見晴らしの丘公園(キララコテージ)、いちじくの里(2区)の民間譲渡など)
・財源の確保(ふるさと納税制度の活用、大社神門通り交通広場駐車場の有料化など)
■2.令和5年度の主な取組
◇次期行財政改革大綱及び実施計画の策定
現在の行財政改革大綱及び実施計画は令和5年度が最終年度となります。これまでの取組を検証したうえで、新たな大綱、実施計画を策定します。
◇事務事業、補助金・負担金の見直し
事務事業の検証・見直しを実施するとともに、選択と集中による事業実施に努めます。また、市の現状にあった真に必要な補助金・負担金であるかの評価・検証を行います。
◇デジタルファースト推進計画に係る取組の推進
デジタルの力を最大限に活用し、市民サービス、まちづくり、産業・観光のデジタルファーストに取り組むことで、スマートシティ出雲の実現をめざします。
◇公共施設の民間譲渡等に向けた取組
「出雲市公共施設のあり方指針」に基づく個別施設の対応方針について、引き続き地域や関係者の理解の醸成に努めながら取組を進めます。
問合せ:行政改革課
【電話】21-6265
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