2023年出雲市の主なできごと～今年も、いろいろなことがありました～(1)

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■日本遺産「日が沈む聖地出雲」認定継続が決定
7月14日、文化庁から、日本遺産「日が沈む聖地出雲～神が創り出した地の夕日を巡る～」の認定継続の決定を受けました。
認定エリアでは、日御碕に大型宿泊施設やグランピング施設が、湖陵・多伎エリアには宿泊物販の複合型リゾート施設がオープンするなど、民間事業者による整備が進みました。
今後も官民一体となって多様なコンテンツの造成、関連商品の開発販売など「日が沈む聖地出雲」を活用した観光振興に取り組んでいきます。

■灯台ワールドサミット出雲市で初開催
11月3日、参観灯台を有する市町村が連携して開催する「灯台ワールドサミット」が出雲市で初めて開催されました。神門通りでのパレードや出雲日御碕まるごとマルシェ、ワールドサミットand出雲の地酒マルシェも開催され、市内外から多くの観光客が訪れました。
出雲日御碕灯台は、国の重要文化財に指定されており、今後も出雲市の歴史的観光資源として活用していきます。

■新型コロナウイルス感染症が5類移行
5月8日、世界的に猛威を振るった新型コロナウイルス感染症が5類へと変更になり、これまで開催できなかった各種行事などが再び動き出し、笑顔と賑わいが戻ってきました。
今後とも、感染状況に応じた医療体制の確保や、ワクチン接種等の感染対策を引き続き図りながら、地域経済・地域社会の機能回復を進めていきます。

■市のイメージカラー「トキ色」を指定!
トキの羽の色「淡い桃色」を市のイメージカラーに指定しました。市の印刷物や建物のアクセントカラーに活用しています。
出雲市は本州においてトキの野生復帰をめざす里地(放鳥候補地)に選定されており、「トキも人も育つまちへ」を合言葉に、トキをシンボルとした環境にやさしいまちづくりを進めています。
※本紙2～3ページはトキ色でデザインしています。

■「株式会社People　Cloud」設立～コワーキングスペース「Izumonomad」オープン～
5月23日、海外の高度IT人材の出雲市への移住と市内企業への紹介により、市内IT企業の競争力強化と国際化を目的とした官民連携企業「株式会社People　Cloud(ピープルクラウド)」を設立しました。
11月7日にパルメイト出雲1階にオープンしたコワーキングスペース「Izumonomad(イズモノマド)」を拠点に、人が企業を呼び、企業が人を呼び込む好循環を生み出すための交流事業やマッチング支援を行っていきます。

■NPO法人ミライビジネスいずも設立
4月3日、市内で産業支援、企業支援に取り組む新たな組織「NPO法人ミライビジネスいずも」が設立されました。
ものづくり技術の向上をはじめとした人材育成支援や販路拡大、創業・事業承継支援のほか、新事業展開などの取組に関する事業を行い、企業の課題解決や持続的発展を支援していきます。

■7月大雨による被害
7月8日からの大雨では、土砂災害警戒情報の発表や線状降水帯の発生により、市内全域に避難指示を発令する事態となりました。お一人の方がお亡くなりになったほか、市内各地で河川の氾濫による道路冠水や家屋の浸水、土砂崩れの発生など、多大な被害をもたらしました。
応急対応や復旧活動にあたっては、地域住民や消防団、災害ボランティアをはじめ、多くの皆さまに大変ご尽力いただきました。