■~出雲高校 弓道 女子団体初優勝~
8月6日、長崎県島原市の島原復興アリーナで弓道女子団体の決勝トーナメントが開催され、出雲高等学校が、決勝戦で香川県立高松南高等学校を破り、初優勝を果たしました。
6月の中国選手権大会からしっかりと調整して大会に臨み、総体では22年ぶりに決勝戦に進出、悲願の優勝を手にしました。
「至誠が弓神を呼ぶ」「3K(感動・感謝・謙虚)」をモットーに、メンバーの団結力、日々の修練の成果があらわれた形となりました。
翌日、出雲市駅に生徒や学校関係者の方が出迎え、活躍をお祝いしました。
■~出雲農林高校カヌー 男子カナディアンフォア 500メートル優勝~
8月7日、大分県豊後高田市の真玉BandG海洋センターでカヌースプリントの男子カナディアンフォア500mの決勝があり、出雲農林高校がこの種目で初優勝を果たしました。
このほか本大会では、男子500mカナディアンペア、男子200mカナディアンフォア及びペアで2位、女子もカヤックペア200mで4位という素晴らしい結果を残しました。
同校カヌー部は、全国屈指の強豪で、今回のメンバーには、7月にブルガリアで行われた世界ジュニア選手権大会の出場選手が含まれています。選手の皆さんの今後の活躍も期待したいと思います。
■~出雲北陵高校 卓球 小野泰和さん 男子シングルス優勝~
8月8日、長崎県大村市の市体育文化センターで卓球男子シングルスが行われ、出雲北陵高等学校の小野泰和さんが、高知県の明徳義塾高等学校の選手を3-1で破り、島根県勢として同種目で、初優勝を果たしました。
このほか本大会では、男子団体が3位、ダブルス(小野泰和・黒田昌秀組)が3位に入賞されました。今年3月に開催された全国高校選抜卓球大会男子団体での優勝に続き素晴らしい成績を残しました。
■~第106回全国高等学校野球選手権島根大会で大社高校野球部が32年ぶり・9回目の優勝~
7月27日、大社高校野球部が、第106回全国高等学校野球選手権島根大会で優勝し、1992年以来32年ぶり9回目の夏の甲子園出場を決めました。
市内の高校が夏の甲子園に出場することを受け、出雲は大いに盛りあがり、新聞やテレビでも連日、大社高校の話題が取りあげられました。
応援ムードが高まるなか、8月1日、同校で行われた出発式で、保護者や生徒など約200人の声援を受け、部員たちは甲子園へと出発しました。
■~夏の甲子園 93年ぶりのベスト8進出~
8月7日に開幕した夏の甲子園は、4日に抽選会が行われ、大会5日目の11日、今春のセンバツ準優勝の報徳学園(兵庫)との対戦が決まりました。
初戦、堅い守備とエースの力投で最小失点に抑え、攻撃では積極的な走塁など機動力を生かしたプレーで相手の好投手を攻略し、報徳学園に3-1で勝利しました。
2回戦、創成館(長崎)は二度リードを奪われる厳しい展開の中、粘り強く同点に追いつき、タイブレークの延長10回、5-4で勝利し、前身の杵築中学校時代の1917年以来107年ぶりに、夏の甲子園で2勝を挙げました。
3回戦、早稲田実業(西東京)は気迫のこもった投手戦の末、9回裏、相手の変則シフトにより一度はサヨナラ勝ちのチャンスを阻まれたものの、2試合連続となるタイブレークの延長11回、三塁線への絶妙なバントをきっかけに、3-2の劇的なサヨナラ勝ちで8強入りを果たしました。前身の大社中学校として出場した1931年以来93年ぶりのベスト8進出は、チームが掲げていた目標であり、有言実行の勝利をつかみました。
ベスト4を懸けた準々決勝、神村学園(鹿児島)との試合には、地元や出身者など約2,800人の応援団が駆け付け、大社高校のスクールカラーの紫色に染まったアルプススタンドからは終始、割れんばかりの声援が球場に響き渡りました。
試合には2-8で敗れたものの、声をかけあう選手同士の絆や、仲間を信じ粘り強く最後まで全力で戦う姿勢、そして大舞台で走攻守の全てにおいて大社高校らしい全員野球を実践し躍動する姿は、全国に「出雲」の名を轟(とどろ)かせるとともに、市民の心を一つにし、夢と大きな感動をもたらしてくれました。
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