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自治体の皆さまへ

令和6年 市長年頭あいさつ

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島根県出雲市

新年あけましておめでとうございます。
市民の皆さまにおかれましては、令和6年の新春を健やかにお迎えのことと存じます。
昨年を振り返ってみますと、5月に新型コロナウイルス感染症の位置付けが5類感染症に変更され、これまで感染リスクを考慮して開催できなかった各種行事などが再び動き出したことで、観光地をはじめ市内各所に賑わいが戻ってきました。
この4年間、市民の皆さまには日常の感染症対策やワクチン接種など、長きにわたる感染拡大防止にご協力いただき、心から感謝を申しあげます。
また、7月8日からの大雨災害では、局所的な豪雨により市内各所で道路の冠水や住宅の浸水などが発生し多大な被害をもたらしました。エネルギー・食料品価格等の物価高騰も先行きが見えない状況の中、市では災害被害の早期復旧や経済対策・消費喚起につながる施策などに取り組んでまいりました。
そして、産業・企業支援に取り組む組織「NPO法人ミライビジネスいずも」や海外の高度IT人材を呼び込む「株式会社ピープルクラウド」の設立、観光面でも継続認定を受けた日本遺産「日が沈む聖地出雲」のエリアである日御碕や湖陵・多伎エリアでグランピング施設やリゾート施設が相次いでオープンするなど、民間事業者と連携しながら、地域経済の活性化や新たな雇用創出、交流人口の拡大にも取り組んできたところです。
文化スポーツの分野では、全国中学校軟式野球大会で斐川西中学校がベスト4、全日本吹奏楽コンクール全国大会の中国地区代表枠を第一中学校、第三中学校、大社中学校の3校が独占、ディオッサ出雲FCが念願のなでしこリーグ2部昇格を果たすなど、大変喜ばしいニュースもたくさんありました。
今年は、かねてから建設をすすめてきた新しい出雲市総合体育館「出雲だんだんとまとアリーナ」がいよいよオープンし、本市のスポーツ拠点として多くの方にご利用いただけるものと期待してます。
また、観光・産業で出雲がさらに盛り上がるよう、「365日楽しめる出雲」を合言葉に、2025年大阪・関西万博に向けた多様なコンテンツの造成や関連商品の開発販売などをすすめ、国内外からの誘客を促進してまいります。
引き続き、官民が連携した地域課題の解決、子育て・教育環境の充実、中山間地域振興や脱炭素社会の実現、デジタル化への対応など、昨年度策定した総合振興計画「出雲新話2030」に掲げた各事業を着実に進め、「出雲力で夢☆未来へつなげ 誰もが笑顔になれるまち」の実現に向け、果敢に挑戦してまいります。
結びに、新しいこの一年が、皆さまにとりまして健やかで、実りの多い年であるよう、心からお祈り申しあげ、新年のごあいさつとさせていただきます。

出雲市長 飯塚俊之

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