■緑の募金とは
森林は、きれいな空気、おいしい水、心身の癒し、地球温暖化の防止など、わたしたちの生活を支え、多くの恵みを与えてくれますが、手入れ不足等により本来の働きを十分に発揮できていないという現状があります。「緑の募金」は森林整備や緑を増やすことを専門家等に任せるだけでなく、国民一人ひとりが森林や緑を自分たちの共通財産と考え、それぞれの立場で、可能な方法で、森づくりへ参加することが必要だという考え方から始まった誰もが参加できる森林ボランティア活動です。
市では、毎年春に町内会を通じて広く市民の皆さまにご協力をお願いしています。令和5年度は、出雲市で約720万円、県全体では約3,100万円の募金をいただき、さまざまな「森づくり・人づくり」活動に活かされています。より多くの皆さまが緑の募金運動に参加し、国民全体で森林を守り育てる運動として発展できますよう、ご理解とご協力をお願いします。
■出雲市の「緑の募金」の活用事例
皆さまにご協力いただいた緑の募金は、出雲市でも森林保全や緑化推進活動などに活かされています。
◇「公募事業」の実施…市民による森林整備、環境緑化、緑化普及、国際緑化協力事業
令和5年度は、学校や地域団体など7団体が緑の募金を活用し、間伐体験や研修会などの取組が行われました。
◇「緑の少年団」活動…小中学生による緑に関する学習活動・奉仕活動・野外活動等
出雲市内では、20校の小中学校が緑の少年団として活動し、森林内での野外活動、環境美化活動など、さまざまな取組が行われています。
問合せ:森林政策課
【電話】21-6996
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