特定健診は、生活習慣病の前段階であるメタボリックシンドロームを発見するための検査で、加入している医療保険者によって年1回実施されます。腹囲の測定などにより、メタボリックシンドロームの該当者とその予備群となる方を早期に発見し、改善の指導を行うことを目的としています。生活習慣病にならないためにも、まずは特定健診を受けましょう。
■出雲市では、次のとおり特定健康診査等を行います
受ける期間:7月1日(月)~10月31日(木)
受ける場所:市内約85機関(個別案内または市のホームページでご確認ください)
検査項目:身体測定、血圧測定、血液検査(脂質・血糖・肝機能、腎機能(後期高齢者を除く)、尿検査(糖・たんぱく)、医師による診察、問診
※上記結果が基準に該当するなど、医師が必要と認めた場合のみ、貧血検査、心電図検査、眼底検査等を行います。(全員ではありません)
自己負担金:無料(自費で受けると約9,000円~12,000円の内容です)
■健診の種類
以下の区分により行います。
◆特定健康診査
◇対象者
今年度40歳から74歳の出雲市国民健康保険に加入の方
◇持ち物
国民健康保険証、市から郵送する受診券・質問票(※)
※3月末日に国保加入の場合は、受診券と質問票をお届けします。4月以降に国保加入の手続きをされた方は、受診券を発行しますので、健康増進課までお知らせください。
◇特定保健指導
特定健診の結果で、生活習慣の改善が必要とされた方に対しては、特定保健指導を実施します。
※健診終了後、別途案内をお送りします。
◆後期高齢者健康診査
◇対象者
満75歳以上(一定の障がいのある65歳以上の方を含む)の後期高齢者医療に加入の方
◇持ち物
後期高齢者医療保険証
※受診券は郵送されません。
◆若年齢層健康診査
◇対象者
20歳から39歳の出雲市国民健康保険に加入の方
◇持ち物
国民健康保険証
※受診券は郵送されません。
・20歳以上の生活保護世帯の方も同様の健診が無料で受けられますので、医療機関の窓口に申し出て受診してください。
・健診結果については、受診した医療機関からお知らせします。
・医療機関による個別健診のほか、JAなどが実施する健診も含め、年に1回しか受診できません。
◆肝炎ウイルス検診
ウイルス性肝炎は、「国内最大の感染症」といわれ、感染に気付かず放置していると、やがて肝硬変や肝がんなどの病気を引き起こす恐れがあります。
自分でも知らないうちに感染し、自覚症状もほとんどないまま進行するケースが少なくありません。
病気が進行すると、回復や治療がしにくくなるため、症状が出る前に感染を知ることが大切です。
対象者:40歳以上で、今まで1度も検査を受けていない方(加入保険に関わらず受診できます)
受ける期間:7月1日(月)~令和7年3月31日(月)
検査項目:血液検査(C型肝炎検査、B型肝炎検査)
自己負担金:無料
受ける場所:出雲市指定医療機関(市のホームページまたは健診を受診される医療機関にご確認ください)
※市が行う上記健診や事業所健診の採血の際に同時に行いますので、必ず健診とあわせて受診してください。なお、肝炎ウイルスのみを調べたい場合は、出雲保健所(【電話】21-1191)へおたずねください。
問合せ:健康増進課
【電話】21-6979
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