7月9日からの大雨は、出雲(芦渡町)、斐川(出雲空港)で観測史上1位となる最大12時間降水量を記録し、各地で内水氾濫や家屋浸水が発生したほか、日御碕地区では、道路崩落により車両での通行が困難になるなど、甚大な被害をもたらしました。
自然災害の脅威を実感するとともに、日ごろからの隣近所の声がけや備蓄品の準備など、防災活動の重要性を再認識しました。
■被害の状況(7月17日時点)
◇人的被害(軽傷)
1人
◇住家の被害
・床上浸水…7件
・床下浸水…72件
・一部損壊…1件
◇道路の被害
・国道・県道…22件
・市道等…197件
・農林道…26件
◇河川・橋梁の被害
・県管理…20件
・市管理等…47件
◇農地・農業用施設の被害
・田畑…15件
・農業用施設…42件
■災害の記録
◇降雨量
・累加雨量…出雲観測所(芦渡) 265.5mm(7月9日3時~11日4時)
・時間最大雨量…知井宮観測所 50mm(7月9日15時)
◇土砂災害警戒情報
7月9日15:02発表
7月10日16:45発表
◇避難情報の発令
警戒レベル4 避難指示
(1)7月9日15:30…市内7地区
(2)7月9日16:45…市内11地区(4地区追加)
(3)7月10日17:30…市内10地区
(4)7月10日18:00…市内24地区(14地区追加)
◇指定避難所への避難者数
(1)7月9日 29人(最大)
(2)7月10日 22人(最大)
◇災害救助法の適用
7月9日
■被災者支援制度
この内容は7月末時点の情報です。令和6年7月の大雨災害における各種支援制度について、最新の情報は市のホームページをご覧ください。
該当の支援制度については、各担当課にお問い合わせください。
◇り災証明書の発行
災害により居住されている家屋に被害を受けた方を対象に、各種支援制度の利用等に必要となる証明書を発行します。申請後、調査員が被害の程度を確認した後、証明書を発行します。
問合せ:防災安全課
【電話】21-6606
◇災害ごみの処理手数料の減免
災害により発生したごみを、市のごみ処理施設に搬入する場合、申請によりごみ処理手数料を減免します。
問合せ:環境施設課
【電話】21-6990
◇市営住宅のあっせん及び減免措置
り災証明書の発行を受けた方、住宅が孤立し長期的に生活に支障があると見込まれる方を対象に、市営住宅の入居をあっせんし、敷金・家賃等を減免します。
問合せ:建築住宅課
【電話】21-6150
◇水道料金・下水道使用料の減免
床上・床下浸水の被害を受けた家屋等で、土砂を流すための清掃用に水道水を使用した期間の水道料金・下水道使用料(1期分)について、前年同月の使用水量と比較し、増加分を減免します。
※出雲市災害対策本部調査班による調査で床上・床下浸水と認められた方(事業所含む)は、個別の申請は必要ありません。該当の方へ上下水道局または斐川宍道水道企業団からお知らせします。
なお、この調査以外で被害を受けた方はご相談ください。
問合せ:
上下水道局営業総務課【電話】21-3511
斐川宍道水道企業団【電話】72-8215(斐川町・島村町の方)
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