出雲市の下水道～自然とくらしにやさしい下水道～

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下水道は、トイレの水洗化など快適な生活環境の確保や、生活汚水を流さないことによる湖・河川など公共用水域の水質保全等を目的にしています。
出雲市の下水道事業は、下水道事業会計と浄化槽設置事業特別会計の2会計で事業運営を行っています。
今回は、令和5年度末の汚水処理施設の普及状況、令和5年度の下水道事業の決算状況についてお知らせします。

■汚水処理施設の普及状況
市内に住んでいる人のうち、個人で合併処理浄化槽を設置された方を含めて、155,537人の方が汚水を処理できる状況で暮らしています。
この割合を表した数値を普及率といいます。
令和5年度末における普及率は90.2%です。

■下水道の財政
◆下水道事業会計
◇収益的収支(税抜)
生活汚水を処理するための経費と財源
収益：63億3,184万円
費用：59億422万円
純利益：4億2,762万円

〔概要〕
使用料収入は、継続して整備を行っている公共下水道事業における供用開始区域の拡大に伴い増加しました。費用では、維持管理経費、減価償却費及び企業債支払利息等の固定的な経費が多額となっています。純利益は4億2,762万円でした。

◇資本的収支(税込)
施設整備のための経費と財源
収入：62億2,542万円
支出：68億8,297万円
差引：△6億5,755万円

〔概要〕
公共下水道事業においては、未普及地域の解消に向けた取組を行いました。また、その他の事業も含め、老朽化した既存施設の更新を行いました。財源として国県補助金や一般会計からの繰入金、企業債で運営していますが、不足が生じた6億5,755万円は、損益勘定留保資金などで補てんしました。

※下水道事業会計は、令和元年度から公共下水道事業、特定環境保全公共下水道事業、農業集落排水事業、漁業集落排水事業及び小規模集合排水事業を1つの公営企業として事業運営を行っています。

◆浄化槽設置事業特別会計

問合せ：
経営企画課【電話】21-3513
下水道管理課【電話】21-2226