■「地球の秘密」ポルトガル語版を寄贈していただきました。
2月19日、故・坪田愛華さんが環境問題をテーマに描いた絵本「地球の秘密」のポルトガル語版300冊を、愛華さんの母・坪田揚子さんが代表を務める市民活動団体「AIKA(アイカ) EYE(アイ)」から、出雲市と出雲市教育委員会に対し、寄贈していただきました。
「地球の秘密」は、1992年にブラジルで開催された「地球サミット」で紹介され、多くの国で読まれています。英語版をはじめとする11言語に翻訳されており、今回のポルトガル語版で12言語目となります。
本市にはブラジル国籍の方が多く暮らしており、その方々に読んでもらいたいという思いから、このたび寄贈のお申し出をいただきました。
寄贈いただいた絵本は、市内の小中学校の図書室、市立図書館、コミュニティセンターの図書室などに配置し、多くの方に読んでもらえるよう活用していきます。
■子育て支援に関する協定を締結しました。
2月21日、市は、株式会社JPホールディングス(本社 名古屋市)と「子育て支援に関する協定」を締結しました。子育てに関する協定は、出雲市では初めての締結となります。
本市は、「子育てにやさしい選ばれるまちづくり」をめざしており、子育て支援を最重要施策の1つに位置づけています。この協定の締結により、本市の自然や歴史などの地域資源を活用した子どもたちの体験活動の取組や、子育て支援に関する調査・研究の推進につながることを期待しています。
飯塚市長は、「都市部の子どもたちとの相互交流を通して、子どもたちの視野を広げる体験につなげたい。」と述べ、連携に意欲を示しました。
■山陰道「出雲・湖陵道路」「湖陵・多伎道路」開通記念プレイベントを開催しました。
3月2日の開通に先立ち、2月22日、山陰道「出雲・湖陵道路」「湖陵・多伎道路」の開通記念プレイベントを開催しました。
当日は、湖陵総合公園にて賑わいイベントを行い、ステージでは市内外の団体による和太鼓や神楽、踊り、吹奏楽などが披露され、飲食ブースでは出雲ぜんざいの無料ふるまいや、島根県「道の駅」交流会による名産品の販売などが行われました。
また、山陰道本線上では、奥田儀(おくたぎ)田植えばやし保存会や三世代夫婦、湖陵地区の神事華(じんじばな)有志による渡り初めが行われたほか、本線上のトンネル内でプロジェクションマッピングを実施し、ウォーキングやランニング、サイクリングを楽しむ参加者の皆さんを幻想的な映像でお出迎えしました。
今回の開通により、県内東部の山陰道が全てつながり、交通の利便性が飛躍的に向上することから、人流・物流・産業・観光など、さまざまな分野での交流促進が期待されます。
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