出雲市には、令和7年(2025)1月末時点で5,016人、41か国・地域の外国人住民が暮らしており、外国人住民は職場のみならず、地域、学校等において身近な存在となっています。
本市では、多文化共生推進プランを策定し、「多様性を認めあい みんなでつくる 多文化共生のまち」をめざして、市民・団体・企業・行政等が一体となって取組を進めています。「多文化共生」とは、国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的違いを認めあい、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員として共に生きていくことをいいます。
外国人住民も一緒に出雲市で暮らす仲間です。みんなで力をあわせながら、安心して暮らせるまちをつくっていきましょう。
■私たちにできること
(1)声をかけてみよう
簡単な日本語であれば理解できる外国人住民は多いので、あいさつから始めてみましょう。
(2)相手を理解しよう
外国人の出身国・地域の習慣や文化など、同じ部分や違う部分を知ることでお互いの理解が深まります。
(3)一緒に活動してみよう
外国人住民と交流できるイベントも開催されていますので、参加し交流してみましょう。
■市の取組
本市では令和7年から11年度までの第3期出雲市多文化共生推進プランを策定しました。この計画を実現するため、「コミュニケーション促進」「安心して暮らせる環境づくり」「意識啓発と社会参画」「多文化共生社会実現のための体制整備」の4つの柱を掲げ、特に次の項目を重点的に取り組みます。
(1)働くための環境整備
(2)日本語教室の充実
(3)やさしい日本語の活用促進
(4)地域社会での多文化共生の意識啓発
■数値で見る出雲市の外国人住民
※1月末時点
◇市内に住む外国人住民の数と推移
外国人住民は、約10年前の約1.8倍となっています。近年はベトナムやミャンマー国籍の方が増えています。
市民全体のうち外国人住民が占める割合…2.9%
◇市内に住む外国人住民国籍トップ3
ブラジルがトップで全体の約63%を占め、ベトナム、フィリピンと続きます。
・ブラジル…3,143人
・ベトナム…535人
・フィリピン…284人
問合せ:文化国際室
【電話】21-6576
<この記事についてアンケートにご協力ください。>