三重県に本社を構える(株)柿安本店と奥出雲仁多米(株)の関係者による稲刈り交流会が9月20日に、大馬木の柿安指定農場で行われました。
同社は、明治4年に三重県桑名市に牛鍋屋として創業した牛肉料理の老舗で、最高級の食材を使用した料亭や総菜、和菓子販売等を手がける大手食品メーカーです。
同社の赤塚保正社長は、東京銀座に構える料亭の料理長が仁多米を使用していたことから仁多米を知り、冷めても美味しい仁多米を牛飯弁当用の米として使用するため、平成25年から柿安指定農場を設定し、10周年の節目を迎えました。今では、年間140トンもの仁多米を取引し、全国100店舗で牛飯弁当が販売されています。
赤塚社長は「まだまだ出店していない県もありますので、積極的に出店をして、47都道府県のお客様に柿安を通じて仁多米の美味しさを伝えていきたい」と話されました。
また、奥出雲仁多米(株)から同社に、昨今の国内情勢は生活必需品やエネルギー価格の高止まりにより、個人消費が抑制される状況から、「悪いもの」に打ち勝ち、販売・取引を拡大していく気持ちを込めて、スサノオのお面が送られました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>