■よりみちカフェ(鳥上地区の小学生)の交流
~児童から前向きな言葉が聞かれるようになりました!~
島根リハビリテーション学院ではサークル活動として“OT(オーティー)(作業療法)サークル”があります。これは、“すべての作業活動”を通して、対象となる方々の課題を改善するという作業療法を探求する活動です。
今回、よりみちカフェに通う児童たちとOT(オーティー)サークルの学生と約1年間の交流を振り返り、鳥上公民館館長高尾富美さんにインタビューをしました。
〈地域の課題〉
鳥上地区小学生の特徴として、児童数が少なく、兄弟姉妹が少ないです。
その結果、異年齢交流が乏しく、交流初期は児童からアクションを起こすことが恥ずかしくてなかなかできなかったです。
↓
○約1年間、何回か継続して関わってもらうことで、児童から声を掛けたり、「野球がしたい!」「サッカーがしたい!」と言えるようになってきました!みなり遊園地で遊んだ時に、自分の気持ちを伝えることができるようになったと感じました。島リハの学生も同じメンバーのお兄ちゃん、お姉ちゃんが担当してくれることで、心が打ち解けられたと思います。
○児童からは「お兄さんとお姉さんと一緒に遊んで、ドッジボールや野球など自分たちだけではできない遊びができたよ!」という感想が聞かれました。また、保護者さんからは「年齢が違う人と遊ぶことが楽しかったと言いながら帰ってきました!」「すっごい楽しかった!」と感想を寄せてもらったのが印象的でした。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>