国際クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が7月10日に横浜港を出向し、境港に寄港しました。この国際クルーズ船には、約2700人の乗客が乗船しており、この内37人の海外からの乗客の皆さんが7月14日に、本町を訪れました。
まず、乗客の皆様は奥出雲たたらと刀剣館を訪問され、たたら製鉄についての説明を熱心に受けておられました。小林刀匠による鍛錬実演では、カメラで撮影をしながら、真剣な眼差しで見学され、「人によって重さを変えることができるのか」「年に何本の刀を打つのか」など質問が飛び交いました。そして、小林刀匠の粋な計らいにより、刀匠が打った刀を持つことができ、乗客の皆さんは興奮気味に写真撮影をされていました。
昼食では、仁多米をはじめ、奥出雲和牛や地元で採れた旬の野菜やスイーツが振舞われました。
その後訪れた可部屋集成館では、呈茶体験をされ、丁寧なおもてなしに感銘を受けている様子でした。
奥出雲町でのツアーを終えた乗客の皆さんは、この後、境港から釡山(韓国)、大阪等を経由して横浜港に戻られます。
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