奥出雲町出身で元NHKのディレクターである村田英治さんが「『砂の器』と木次線」と題した著書を12月15日に出版されました。
この本は、当時、小学生であった村田さんが日本映画「砂の器」(1974年)のロケに遭遇してから約50年の月日が経ち、駅のホームで別れる父子の姿を描いたシーンはどのようにして生まれたのか、当時の木次線沿線はどのような様子だったか等について興味が芽生え、多くの資料やエキストラとして出演された方々の証言をもとに執筆されました。
村田さんは、「当時ロケに関わられた方々をはじめ、地元の多くの皆さんにご協力をいただきました。歴史や風土が育んだこの地域の魅力を改めて感じていただければ嬉しいです。」と話されました。
この本は、大同書籍合資会社、絲原記念館、玉峰山荘、マガジンラック(仁多ショッピングセンターサンクス内)で販売されています。
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