読売新聞社が主催する文化財の保存や伝統文化継承の現場に光をあて、その最前線で活躍する個人・団体を顕彰する「第17回あをによし賞保存・修復部門」を、国選定保存技術保持者である村下の木原明さんが受賞されました。
木原さんが、日本刀にかかせないたたら製鉄の高度な技術を習得するだけでなく、後進の育成にも努め、技術の保存に取り組んでこられた事が評価されました。
木原さんは、「この度は、名誉ある賞を賜り光栄に存じます。これも偏に昭和29年に日立製作所安来工場へ入社し、砂鉄と木炭を原料とする製鉄に精進したお陰です。今後も後継者育成と日本刀の原料「玉鋼」の品質向上と安定供給に専念いたします。」と話されました。
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