奥出雲町戦没者追悼式̶恒久平和への祈り―

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令和6年度奥出雲町戦没者追悼式(主催：奥出雲町・奥出雲町社会福祉協議会)が9月14日、カルチャープラザ仁多で行われました。式典には約110名が参列しました。　
仁多郡遺族連合会(会長：石原道夫)を代表して坪倉康元(つぼくらこうげん)さん(鳥上)が「戦争の体験と記憶の風化が危惧されているなか、この悲惨な戦争が実在したことを英霊の皆様への思いと共に深く心に焼き付け、今を生きる私たちの使命として子々孫々にしっかり伝えていかねばならない」と追悼の言葉を述べられました。　
終戦から79年が経ちましたが、世界各地では依然としてテロや地域紛争が後を絶ちません。過去の歴史に向き合い、戦争の悲惨さと平和の尊さを次の世代へ継承する重要性を再確認し、平和への誓いを新たにしました。　
追悼式後には仁多郡遺族連合会の総会が行われ、多年に渡り遺族会の運営と遺族の援護に尽力された吉田勉さん(横田)、坪倉康元さん(鳥上)の両名が郡会長表彰を受けました。