町では、未来に輝く子どもたちの主体的なまちづくりへのチャレンジを応援するため、令和5年度に新たに「奥出雲町未来に輝け!まちづくりチャレンジ事業」を創設しました。7月8日に役場仁多庁舎で選考会が行われ、教育やまちづくりに携わる5名の選考委員が、各団体からプレゼンテーションと質疑により審査を行いました。
その結果、横田高校生で構成される「地域活動FUN!CLUB」と「LINK」、三沢小学生で構成される「三沢小ラボ☆」の3団体が採択され、それぞれ地域活動を実施されました。今回は、皆さんが実施した地域活動について、ご紹介します。
◆LINK(リンク)
Qなぜ、まちづくりチャレンジ事業に挑戦しましたか?
子どもを中心とした地域の方と私たち高校生の交流の場を増やし、横田地域を盛り上げたいと思い挑戦しました。
Qどのような活動をされましたか?
10月には小学生を対象としたハロウィンパーティーを横田公民館で開催しました。このパーティーは、小学生を対象とした活動の初回だったため、参加してくれた小学生と私たちの距離を近づけることを目標とし、紙粘土や鬼ごっこ、小学生が教えてくれた遊びをしたりしました。
12月にはクリスマスパーティーを開催しました。これまでの活動の中で、子どもたちが「クッキングをしたい!」と言っていたので、クリスマスパーティーでクッキーやツリーの飾りを作りました。
Qパーティーを開催する上で難しかった点や工夫した点を教えてください。
限られた時間の中で子どもたちが十分に楽しめる時間配分や内容を決める事に苦労しました。普段、時間がないからと大人の都合に合わせてしまいがちですが、このパーティーでは、子どもたちが主体となれるよう心掛けました。
Qパーティーを開催してみて、どのような感想を持ちましたか?
ハロウィンパーティーでは、様々な地区から参加していただきました。初対面でも積極的に仲良く遊ぶ様子を見て心がほっこりしました。
クリスマスパーティーでは、親子で参加して下さった方がおられ、お母さんがお子さんと一緒に工作を楽しんだり、自宅ではやらないというクッキー作りをしている姿を見て親子の絆を感じました。
Qこのような地域活動を通して、学んだことは何ですか?
一から企画し、計画を立てて活動を行うことは、とても難しく、思い通りにいかないことが多くありました。しかし、やっていくうちに地域の方が声を掛けて協力してくださることもあり、挑戦してみてよかったなと思いました。イベント開催にあたり、行き詰まり、計画を遅らせようかと悩んだこともありましたが、まずはやってみることが最初の一歩に近づくと学びました。この貴重な体験を今後の人生において活かしていきたいです。
◆三沢小ラボ☆
Qなぜ、まちづくりチャレンジ事業に挑戦しましたか?
「作る事、食べる事」が大好きな私たちは、地域の皆さんを笑顔にしたいと思い、食堂を開きました。
Qランチボックスのメニューは、どのようなところにこだわりましたか?
卵とハムのロールパンサンド、コロッケ、サラダ、ボロネーゼ等、小さい子からお年寄りまでおいしく食べられるメニューを考えました。
Q調理をしてみた感想を教えてください。
誰が何を作るか担当を決めて事前準備をしていたのですが、当日、お客さんが待っている中で、コロッケを揚げて、ロールパンに具を挟んで、お弁当に詰めて提供することが大変でした。特に、コロッケを揚げ過ぎないようにする事は苦労しました。
Q初めてのレジ体験はいかがでしたか?
お客さんから注文数を聞いて、電卓で計算をするのですが、初めはやり方がわからず難しかったです。大人に助けてもらって次第に出来るようになりました。
Q食堂を開いてみた感想を教えてください。
想像以上にお客さんが来て、緊張しましたが、お客さんから笑顔で「おいしかったよ。ありがとう。」と言ってもらえて嬉しかったです。
Q今後はどのような事をしてみたいですか?
メニューを増やしたり、他の地域でも活動をし、レベルアップしたいです。そして、私たちの料理で、もっともっとたくさんの人を笑顔にしたいです。
※詳しくは広報紙P2をご覧下さい。
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