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フォーカス「奥出雲町未来に輝け!まちづくりチャレンジ事業」の活動をご紹介(2)

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島根県奥出雲町

◆地域活動FUN!CLUB(ファンクラブ)
Qなぜ、まちづくりチャレンジ事業に挑戦しましたか?
私たち高校生が、子どもと大人の間に入り、2つの世代を繋ぐ役目を果たしたいと思い、この事業に挑戦しました。
Qどのような活動をされましたか?
馬木地区で開催される「あおぞら市」に高校生SHOPとして出店しています。出店地域の課題やイベントのコンセプトに合わせた店づくりを意識し、季節に合わせた物品の販売やイベントの企画をしています。
Q11月4日に開催された「あおぞら市」に、出店するために工夫をした点は何ですか?
子ども向けのピンポンゲームを用意しました。小さなボールを投げて、紙コップに入れるゲームです。子ども向けで用意したのですが、大人の方にも楽しんでいただきました。そのほか、手作りお菓子を販売しました。その時期に旬なものを使ってスイーツを製作していて、今回は、柿のソースをかけたパンナコッタとスイートポテトにしました。
Q「手作り」という事ですが、皆さんで作っていますか?
はい。みんなお菓子作りが好きなので、横田にある婦人の家を借りて試作してから販売をしています。
Qこのような地域活動を行って、どのような感想をお持ちですか?
県外から来ている寮生を中心に、地元の生徒と一緒に活動をしています。出身の地元では、地域活動をする機会がありませんでしたが、奥出雲町で地域活動を行い、日頃、接点のない世代の方々と繋がりを持てることが想像以上に面白いと感じています。
Q地域活動を通して学んだことは何ですか?
色々な世代の方と話すことで、自分から話し掛けるようになりましたし、地域について知る絶好の機会となっています。

※詳しくは広報紙P3をご覧下さい。

◆今年度の新規事業として始まった「奥出雲町未来に輝け、まちづくりチャレンジ事業」は3件の事業が採択され、小学生、高校生の皆さんが地域のために、一生懸命考え、準備し、実施してくれました。また、保護者の皆様や地域の皆様が温かく支えてくださいました。事業に携わっていただきましたすべての皆様に感謝申し上げます。
私は、審査会の様子を拝見しておりましたが、小学生の皆さんが「どうしたら地域の皆さんに喜んでもらえるのか?」と過去の経験からメニューを考え、審査員の皆さんにプレゼンし、難しい質問にも真剣に応えている姿に感動したところです。
横田高校の皆さんも、町内や町外出身の生徒さんが、それぞれ地域の皆さんと関わり、奥出雲町の「まちづくり」に自分たちがどう貢献できるのか、チャレンジをしてくれました。私は、「三沢小ラボ☆」と「地域活動FUN!CLUB」の活動しか現地へ赴くことができませんでしたが、いずれも小学生、高校生の皆さんの真剣な姿や地域の皆様の温かいまなざしや協力がとても印象的でした。LINKの皆さんも、深く踏み込んだ活動をされたという報告や活動の様子を情報奥出雲で拝見し、同様に感じています。当日参加された町民の皆様も心地良い時間を共有されたことと思います。
奥出雲町のような中山間地域はどこも人口減少や少子高齢化に起因する様々な課題があり苦戦していますが、こうした将来を担う若い皆さんのチャレンジやそれを見守り、支える町民の皆様の力が新しい奥出雲町を創っていくと私は確信しています。
教育の面でも、「世代を超えて互いに協力していく、気づく、求められる、ほめる、楽しんでやる、応援する」そういった一つ一つのことが大事であると改めてこの事業により、確信したところです。
今後とも、奥出雲町の地域の皆様とのかかわりの中で、こうした若い皆さんのチャレンジが継続していきますよう願うとともに、町民の皆様のより一層のご協力をお願いいたします。

奥出雲町長 糸原 保

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