このたび、町議会におきましてご同意を賜り、4月1日付で奥出雲町副町長に就任いたしました。
私は、島根県職員として28年間勤務し、その間、健康福祉行政のほか、農業や地域振興、雇用対策などに携わってまいりました。
こうした経験を活かし、糸原町長をしっかりと補佐し、奥出雲町の発展に向けて、誠心誠意、全力を尽くす覚悟でございます。
島根県の市町村、とりわけ中山間地域では、少子高齢化や若者の転出に伴う人口減少が続いており、奥出雲町におきましても、地域の担い手不足や生活機能の確保、経済の縮小といった喫緊の課題に直面していると認識しております。
他方で、奥出雲町には、豊かな自然や伝統文化、産業など、さまざまな魅力と強みを持つ地域資源がございます。
そして何より、人と人のつながりと、そこに根差した温もりのある暮らしが残る、こころ豊かな町であると考えております。
これまで、町民の皆様が守り育ててこられました地域の財産や人のつながりを大切にしながら、町内外の方にとって一層魅力のあるまちづくりに向けて、町民の皆様のご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、就任のご挨拶といたします。
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