8月2日、奥出雲町商工会と雲州算盤協同組合が主催するそろばん珠算競技大会が町民体育館で開催されました。
この大会は、珠算技術の向上と基礎学力の増進、雲州そろばんを通じた地域振興を目的に昭和43年に始まりました。珠算競技大会として非常にレベルの高い大会でありながら、産地開催という特色を生かし、1問でも多く正解し珠算競技の楽しさを感じてもらい、また伝統産業について理解を深めることができる大会です。
今年は町内をはじめ中四国や関西方面から166人が出場し、日頃の成果を充分に発揮するため、緊張感漂う中で真剣にそろばんと向き合いました。
大会後、そろばんと工芸の館で行われたミニそろばん製作体験に参加する方もあり、自分たちが使うそろばんがどのように作られているかを学びました。
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