8月28日から29日にかけて、島根県立大学看護栄養学部の学生11人が来町し、高齢者サロンや奥出雲病院等で見学や体験実習をおこないました。
この取り組みは、2年生の授業科目「島根の地域医療」の一環で、保健師や看護師、管理栄養士等を目指す学生が中山間地域で保健医療福祉の実践活動を行い、地域医療への理解と関心を深めることを目的としています。
一日目、学生たちは亀嵩、八川、小馬木の高齢者サロンを訪問して血圧測定や健康体操、学生が準備したゲームなどを行い、地域の皆さんと交流を図りました。
このほか、ヘルスメイトさんとの意見交換や石田豆腐店さんによる豆腐作りにも挑戦し、食の大切さを学びました。
二日目は、奥出雲病院での病棟業務や訪問看護、訪問栄養指導の見学等を行い、医療現場の状況を実際に目で見て勉強しました。
学生たちは、「町内での見学・体験、地域の皆さんとの交流を通して、中山間地域の課題や地域医療の現場など、大学での勉強だけでは分からないことを知ることができた。今後の勉強に活かしていきたい。」と話していました。
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