■自分や周囲の大切な人のために 子どもの事故を防止しましょう
令和3年中の子ども(0~14歳)の死亡事故をみると、全国で交通事故により50人、交通事故を除く不慮の事故で158人が亡くなっています。
周囲の大人たちが、子どもの身の回りの環境を整備することで防げる事故があります。子どもたちが安全に成長できるよう、できることから始めてみましょう。
◆事故予防のポイント
▽交通事故
・歩道を歩く時は、大人が車道側になるようにして子どもと手をつなぎ、白線の内側を歩く。
・道路に飛び出しをしないことなど、交通事故の危険や交通ルールについて教える。
・暗い時間帯の外出時は、なるべく明るい色の服を着せる、自転車や鞄などに反射板や蛍光色の入ったものをつける。
▽転落
・箱や家具等、踏み台になるようなものをベランダや窓際に置かない。
・窓に補助錠やストッパーをつけ大きく開かないようにする。
▽窒息
・危険なものは子どもの目に触れない場所や手の届かない場所へ置く。
・食品を口に入れたまま遊んだり、話したり、寝転んだりさせないようにする。
・球形の食品(プチトマト、ブドウ、チーズ等)は、吸い込みにより窒息の原因となるため4等分にして与える。気管に入りやすい豆・ナッツ類は、5歳以下の子どもには食べさせないようにする。
▽溺水
・入浴後は浴槽の水を抜き、浴室には鍵をかける。
・入浴時には目を離さない。
・水遊び時はライフジャケットをつけ、必ず大人が付き添う。
◆不慮の事故の年齢別死因順位(平成29年~令和3年)
(消費者庁データより)
問合せ:子ども未来課
【電話】23-3227
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