まちのタカラ

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■上山佐地区のイチオシ!
◇地域を守る番人たち～上山佐自治協議会と道路愛護～
広瀬町上山佐で活動している「上山佐地区自治協議会(以下、自治協議会)」が「令和6年度『道路ふれあい月間』における道路愛護団体等の国土交通大臣表彰」を受けました。この表彰は、道路交通の安全、道路の正しい利用、道路愛護に努めた民間団体や個人に対し行われます。自治協議会は、長年、自治会と共に県道の草刈りを担い、道路の美化に努めてきたことから表彰を受けました。
自治協議会は平成18年に設立されて以降、県道に面する6自治会と協力し、年2回、上山佐地区を通る県道約7.8kmの草刈りを行っています。県道の草刈りを請け負い始めて数年間は、協議会が主導し活動していましたが、現在は、それぞれの自治会が自主的に計画を立て活動を行っています。
自治協議会の仙田典夫会長は「対象自治会の全戸による活動であることが、活動持続の理由だと思います。住民が集まる機会になったことで、情報交換・交流の場としても活用されているのではないでしょうか」と推測しました。高齢者が多く草刈りが難しい自治会の範囲は、自治協議会が代わりに活動しており、今後、後継者確保が課題になるとしつつ「今回の表彰は、住民の皆さんが自分ごととして参加してくれているお陰です。自分たちの地域を自分たちで守るという気持ちで活動を続けていきたいです」と熱意を込めました。