近年、還付金詐欺の手口が多様化しており、ATMから振り込ませる従来の手口のほか、インターネットバンキングを使って振り込ませる手口も見られます。
◆実際にあった事例
ケース(1)
「年金(介護保険料)の払い戻しがあります。今日中にATMで手続きをしてください。返金口座はどこがありますか」等と金融機関を聞き出し、その後、金融機関を名乗って電話をかけ、ATMへ誘導する。
ケース(2)
「あなた名義の携帯電話が暴力団に利用されている」等と個人情報や資産情報を聞き出そうとする。
▽アドバイス
・市役所等から「お金が返ってくる」という電話がかかってきたら、それは還付金詐欺です。
・還付金に心当たりがある場合は、ご自分で担当部署を調べたうえで連絡し、確認ください。
・「お金を返すために必要」などと言われ、氏名や住所、銀行名、口座番号等の個人情報を聞かれても絶対に答えてはいけません。
・不審な電話の対策として、防犯機能付き電話機の設置や、電話機の留守番電話機能、ナンバー・ディスプレイ機能などを活用しましょう。
・不安を感じたら、すぐに家族・知人、警察、最寄りの消費生活センター等に相談ください。
問合せ:安来市消費生活センター(人権施策推進課内)
【電話】23-3068
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