まちの話題や出来事を紹介します
■市長日記 新入生にエール
市内小・中学校の入学式が一斉に行われた4月9日。今年度の新入生は小学生256人、中学生278人。各校に祝詞を送り、山佐小学校入学式に出席して祝いの言葉を述べました。
子どもたちがいきいきと成長できるよう、今後も学校を中心としたサポート体制に力を入れていきます。
■島田特産タケノコの祭り
「たけのこ祭り」が4月14日に道の駅あらエッサで開催されました。この祭りは、タケノコの販売や重量当てクイズ、タケノコを使った商品販売などタケノコ尽くしのイベントです。訪れた人は前年を大幅に上回り、用意された600kgのタケノコは開始15分ほどで半分になっていました。
島田加工農業協同組合の岩﨑義明組合長は「今年は一気に暖かくなったことで、大ぶりで立派なタケノコがたくさん取れました。その日の朝に取れた新鮮なタケノコですよ」と話しました。
■地元就職者増加のために
3月29日に、Uターン就職がテーマのパンフレット「YASUGI WORK BOOK」のお披露目が市役所安来庁舎でありました。
制作者は安来高校2年生の福山乙姫(いつき)さん、岩﨑冬華(ふゆか)さん、髙松晏奈(あんな)さん。人口減少への問題意識から、卒業等がきっかけで市外転出が多くなる高校生向けに、読みやすい冊子づくりに取り組みました。福山さんは「学習する中で、安来の企業について知り、自分自身の働くイメージも確固としたものにできました」と話しました。
■春うららかなひなまつり日和に
雪の白が散らついた3月中旬から一転し、暖かな日が多くあった3月下旬。市内各地で、桜に関する催し物やひなまつり等、春のイベントが多数開催されました。
「尼子の里富田のひな流し」は3月31日に歴史資料館側の飯梨川河川敷で開催。今年も300体の流しびなが用意され、訪れた人に手渡されました。当日はあいにくの曇り空でしたが、咲き出した桜と鮮やかな法被(はっぴ)が会場を華やかに彩りました。
旧奥野邸、後藤邸、はくた文化学習館等でひな飾りが展示された「城下町母里のおひなまつり」。期間中、3月31日ははくた文化学習館横の駐車場で、母里っ子太鼓などが出演するステージイベントも開催されました。
■安来を第2のふるさとに
4月5日に、地域おこし協力隊員の委嘱式を安来庁舎で行いました。地域おこし協力隊とは、隊員が地域に一定期間居住し、地域のための活動を行いながら、その地域への定住を目指す取り組みです。
翠梨重(みどりりえ)さんと中島海(かい)さんの2人が今回隊員に。翠さんは市内介護職・職場の魅力発信、中島さんは移住定住の推進に向け活動します。中島さんは「安来でのインターンシップから、安来に住み、安来のため活動しようと決めました。隊員として地域活性化の一助となるよう取り組みます」と話しました。
■地域医療の課題解決を
企業版ふるさと納税として、ウィーメックス株式会社より遠隔医療システム「Teladoc HEALTH(テラドック ヘルス)」4台とその5年間の運用経費相当額の寄付がありましたので、4月15日に田中市長から感謝状を贈呈しました。
このシステムは安来市立病院に設置され、専門医が常駐していなくても遠隔地の専門医から指示を受け、適切な医療を行うことができます。また、持ち運び可能なタブレットモデルもあり、医師は病院にいたまま患者さんの状態を確認し、指示を出せるため在宅医療でも活用することができます。
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