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自治体の皆さまへ

シリーズ 人権を考える 67

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島根県安来市

人権尊重社会の実現をめざして

■性の多様性を認め合う社会をめざしましょう!
「性」は、出生時に判定された性別(身体の性)、性自認(心の性)、性的指向(どの性別を好きになるか)、性別表現(しぐさや言葉づかい、服装などの表現)といったさまざまな要素からなります。性のあり方は、グラデーションのように一人一人が異なって多様です。
電通ダイバーシティ・ラボの調査(令和5年)では、自分がLGBT等に該当すると答えた人の割合は9.7%でした。これは左利きの人、血液型がAB型の人の割合とほぼ同じです。この結果から、性的マイノリティの人(性的少数者)は見えていないだけで、とても身近な存在であると分かります。
性的マイノリティの人の多くは、他人に相談できずに苦しんでいたり、男らしさ・女らしさを求める社会の中で困難に直面したりして、日々とても大きな不安やストレスを抱えながら生きています。
島根県と安来市は、令和5年10月から「パートナーシップ宣誓制度」を開始しました。これは、人生のパートナーとして約束する性的マイノリティのカップルが共同生活を行うことを宣誓するもので、誰もが自分らしく生きるための環境をつくる取り組みの一つです。
こうした中、われわれも、一人一人が性的指向・性自認等(LGBT等)の課題をごく身近なこととしてとらえ、さらに認識を深めていくことが大切です。そして、みんなで性の多様性を認め合う社会をめざしていきましょう。

▽2月の「特設人権相談所」
開設日時・場所:
2月5日(水)9時30分~12時・伯太中央交流センター(研修室)
2月18日(火)9時30分~12時・安来中央交流センター(第3会議室)

問合せ:人権施策推進課
【電話】23-3095

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