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松江の皆さんこんにちは。

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島根県松江市 クリエイティブ・コモンズ

松本幸子(まつもとさちこ)

1953年南田町生まれ。母衣小、松江二中、松江北高、島根大学卒。1975年大阪市小学校教員、2008年住吉区苅田北小校長、2012年福島区海老江西校園長。2017年から現在大阪教育文化振興財団放課後事業課に勤務。松江観光大使。

私は島根大学を卒業後、都会暮らしに憧れ、兄の住んでいる大阪で小学校の教員になりました。41年間の教員生活で、松江に住んでいたからこそ取り組めたことを紹介します。

1.「宍道湖のしじみ」
淀川区十三(じゅうそう)小学校の3・4年生が総合的な学習で、近くに流れる淀川について調べました。私はしじみ班の担当になり、初めて、淀川汽水域でとれるしじみと宍道湖のしじみは同じ「大和しじみ」であることを知りました。そこで、調べ学習をする子ども達に詳しい資料があればいいなと思い、島根県立図書館でしじみに関する本を借り、「宍道湖のしじみ」を大阪へ持って帰りました。ほんまもんの「宍道湖のしじみ」を見た子ども達は「大きいなぁ、黒いなぁ」と驚いていたことを思い出します。「宍道湖のしじみ」は今でも私の大好物、松江のお土産はもちろん「宍道湖のしじみ」です。

2.卒業生に「抹茶と和菓子」でおもてなし
6年生の子ども達に卒業のお祝いと感謝の気持ちを込めて、校長室でお茶会を開きました。2月後半から3月にかけて、昼休みの時間、毎日5~6人の子ども達を招待します。ほんまもん体験にこだわり、和菓子は私好みの「若草」を毎週松江からお取り寄せ。八雲塗の菓子ようじ、一人用畳敷き8枚(PTAの副会長が畳職人のお兄さんに頼んでくれて、突然のうれしいプレゼント)、BGMは朝ドラ「だんだん」の主題歌「縁の糸」。希望する子には抹茶をたてる体験もしました。「若草がおいしい」と和菓子に興味を持つ子が多かったので「私の故郷は島根県松江市、京都・金沢と並ぶ和菓子処として名高いです。大人になったら、松江にも旅行に来てね。」とPR。校長時代、9年間の忘れられない思い出です。

国宝松江城、堀川めぐり、宍道湖の夕日、小泉八雲旧居、大根島由志園、美保関などなど、これからも「国際文化観光都市 松江」をPRしていきます。

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【電話】090-3054-9159(竹谷)

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