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自治体の皆さまへ

シリーズ「松江の文化力×未来」

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島根県松江市 クリエイティブ・コモンズ

松江の文化力の次世代を担う人を紹介します!

■No.11 ジオパークって面白い!
松原慶子(まつばらけいこ)
岡山県出身、結婚を機に米子市に移住。
米子市や松江市内で勤務しながら「島根半島・宍道湖中海ジオパークガイド」や「神社ガールズ研究会(通称…社☆ガール)」として活動中。

私はもともと、出雲神話をはじめとする山陰地方の魅力を学び、発信するグループ「社☆ガール」のメンバーとして活動していました。「社☆ガール」として美保関をガイドしているうちに、ジオパークにも興味を持ち始め、5年前から「島根半島・宍道湖中海ジオパーク」の認定ジオガイドとしての活動をスタートさせました。
私がフィールドとしている、「島根半島・宍道湖中海ジオパーク」には、美保関の地蔵崎や、大根島の竜渓洞などの、いわゆる「ジオサイト」と呼ばれる見どころとなる場所があり、それらを中心に、訪れる人にその魅力を伝えています。
ジオパークと聞くと、一見難しそうに感じるかもしれませんが、松江や出雲などの島根県東部には、見応えのある面白い地形や、神話と結びついたここにしかない場所が数多くあります。私は、ガイドをする際にはいきなり難しいことから入るのではなく、大切なポイントは押さえた上で、なるべく簡単に、面白いと思ってもらえるように説明することを心がけています。
ジオパークは、大切に保護・保全しなければならない場所であると同時に、上手く活用して、多くの人たちに魅力を知っていただくことが大切だと考えています。
一方で、その場所には、そこでの暮らしを大切している人たちがいらっしゃいます。その人たちの思いをきちんと理解した上で、活動をしないといけないとも考えています。
これはとても難しいことですが、地元の人たちが守ってきた思いを丸ごと含めて、訪れる人たちに伝えたいと思っています。
これからもその地域の人たちに貢献できることを模索しながら、ジオパークの魅力を伝える活動を続けていきたいです。

問い合わせ:文化振興課
【電話】55-5517

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