まちをよくするマイレポート

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地域に根差した活動
宍道地区民生児童委員協議会　会長　勝部幸善

民生児童委員は、市長からの推薦で厚生労働大臣から委嘱された任期3年の非常勤の公務員です。地域での生活上の心配事や困り事などさまざまな事案に関する相談を受ける窓口として、幅広く関係各所とのネットワークを生かし、人々のサポートを行っています。
ネットワークの窓口は、市役所、市社協、包括支援センター、保健所、福祉事務所、警察、学校、児童相談所など多岐にわたっています。
民生児童委員は、それぞれの課題を一人で解決しようとするのではなく、関係機関に的確で早い繋ぎを行い、その部署とともに相談への対応などを行うよう心がけています。
地域住民の立場に立ち、地域の福祉を担うボランティアとして、常に「和顔愛語」の気持ちで、皆さん方に接したいと思っています。
機関紙「生きがいライフしんじ」は、宍道地区民児協の活動を知ってもらい、活動に興味を持ち次の担い手として活躍いただけるように、令和2年から2か月に一度発行しています。宍道地区全戸に回覧するだけではなく関係機関へ届けるとともに、在宅訪問する際に手渡しすることでPRに活かしています。寄稿、編集、配布活動を通じて委員のモチベーションアップにも繋がっているとも考えています。
今後も、階層別・テーマ別研修や地区ごとの独自研修、5月の「民生児童委員の日」活動強化週間などの広報活動を通じて、委員各自のレベルアップを図ります。そして対処すべき事に迅速な行動が取れるよう、関係機関との密なる連携、なかでも地域密着で活動されている福祉推進員との連携を強くし、地域住民が安心して生活できるよう取り組みを進めていきます。