まちをよくするマイレポート

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「未来のこどもたちのために」
松江商工会議所青年部副会長　藤本真由(ふじもとまさよし)

みなさんは松江YEGという団体をご存知でしょうか。私が所属している松江YEG(松江商工会議所青年部)は、松江で仕事をする45歳以下の青年経済人の集まりです。
松江YEGではこの1月、松江の将来を担う子どもたちのために地元の仕事や会社を知ってもらおうと「わくわくお仕事体験フェス2024」を開催します。
昨年、くにびきメッセ多目的ホールで開催した際は想定を大きく超える来場者で、地元に必要とされているイベントだと実感しました。今年度はより多くの人に将来のこと、お仕事のことを考えてもらう機会を作るためにスケールをより大きくして実施します。
私自身、今は東本町で藤本米穀店という米屋を営む5代目として島根を中心に活動をしていますが、18歳のときに松江東高校を卒業後、大学から社会人の計7年間を関西で過ごしました。県外で過ごす中でさまざまな経験ができた一方、地元や家業のことを全然知らなかった、ということも強く実感しました。
この「お仕事体験フェス」を通じて、仕事を体験する子どもたちはもちろん、大人も含めて今までよりももっと地元のことを知る、関心を持つ、そのようなきっかけになることを願っています。
子どもたちに無限の可能性があるということは、ここ松江も同様に可能性で溢れているということになります。自分たちが日々のことを一所懸命に取り組むと同時に、将来に向けて芽が大きくのびのびと、強くしなやかに育つよう我々が土壌を作っていきたいですね。