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シリーズ「松江の文化力×未来」

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島根県松江市 クリエイティブ・コモンズ

松江の文化力の次世代を担う人を紹介します!

■No.12 大好きな音楽をこれからも
門脇早紀(かどわきさき)
松江市出身、島根県立松江北高等学校在学。
5歳から松江プラバ少年少女合唱隊に入隊。現在は同校合唱部にも所属。令和5年11月29日に行われた、第77回全日本学生音楽コンクール全国大会で声楽部門・高校の部で1位を獲得。

私は物心つかないぐらい小さい頃から、歌うことが大好きでした。5歳の時、ピアノを習っていた兄の影響でピアノを始め、その後すぐに松江プラバ少年少女合唱隊に入隊しました。今でも、初めてのソロで「どんぐりころころ」をプラバホール定期演奏会に集まった、たくさんのお客さんの前で歌い、嬉しかったことをよく覚えています。合唱隊では、合唱はもちろん、ミュージカルや海外遠征、レコーディングなどたくさんの経験をさせてもらいました。
中学1年生の時、初めてオペラを鑑賞し心が震えました。重厚なオーケストラや舞台装置、衣装、そして何より広い劇場の隅まで届く歌手の歌声。目の前で繰り広げられている芸術に圧倒されました。オペラは歌でその役を演じ、表現し観客に伝えます。私はそこに強い魅力を感じ、音楽を自分の将来の道として考えるようになり、真剣に音楽の勉強を始めました。
現在私は松江北高校に在学しています。全国規模の声楽コンクールには、音楽を専門的に学ぶ高校からの出場者が多いです。不利なようにも思えますが、北高で学業にもしっかりと取り組み、部活動にも参加し、多様な価値観を持った仲間と共に学ぶことは、自分の音楽にも良い影響を与えてくれていると思っています。卒業後は音楽大学への進学を希望していて、歌だけでなく幅広く音楽を学び、語学にも力を入れなければと思っています。ここでも北高での学びは生かせると考えています。
松江は音楽が根づいたまちであり、私の音楽を育んでくれたまちです。プラバホールのような素晴らしい施設もあり、世界で活躍する松江出身の偉大な歌手も多くいらっしゃいます。進学すれば松江を離れることになりますが、いつかまた大好きなプラバホールで歌えるような歌手をめざし、これからも精進していきたいです。

問い合わせ:文化振興課
【電話】55-5517

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