松江市長 上定昭仁の「上を向いていこう」Vol.30

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みんなで楽しく脱炭素!

松江市は、昨年4月に環境省から「脱炭素先行地域」に選定されたことを追い風に、環境にやさしい取り組みを加速しています。
その1つとして今回、JR西日本、日本旅行、中国電力などとともに、観光ツアー「JRで行くカーボンゼロ・環境にやさしい旅〔松江・玉造温泉〕」を発売することになりました。旅行の移動に伴って排出される二酸化炭素を、海藻や水草を育てることで吸収できる二酸化炭素(Jブルークレジット)と相殺して「実質ゼロ」とする、日本で初めての個人向け旅行商品です。
つまり、このツアーに参加したみなさんの旅行代金の一部が、海藻繁茂などの環境保全活動に活用されることになります。
今後、新聞広告の掲載や、旅行代理店での取り扱いなどを通じてPRしてまいりますので、このツアーにより松江市の脱炭素化が進むことをご期待ください。
そしてもう1つ。松江市総合体育館で12月30日、プロバスケットボールチーム・島根スサノオマジックの大阪エヴェッサ戦で、この公式戦で使用する電力を作るときに排出した二酸化炭素を、同じくJブルークレジットで「実質ゼロ」にするスペシャルゲームを開催しました。
当日は合わせて、パックマンと一緒にサステナビリティを楽しく学ぶクイズ、ガンダムのプラモデルをリサイクルして生産した「エコプラ」体験キットの無料配布、不要になった古着をリサイクルするための回収ボックスの設置など、資源循環のための企画で賑わいました。
松江市は、これからも市民のみなさんや旅行者のみなさんが参加できる、脱炭素に向けた取組みを進めてまいります。みんなで楽しみながら「脱炭素」していきましょう。ご協力をよろしくお願いします。