地域を知って、地域で育つ
湖北白鳥学園 地域学校コーディネーター 長野(ながの)あずさ
湖北白鳥学園は、湖北中学校と大野・秋鹿・古江小学校の4校からなる学園です。宍道湖北岸に広がるのどかな田園地帯に位置し、四季折々を五感で感じることができる地域です。
学園では毎年、中学生と地域の大人が一緒になって「リーダー研修」を行っています。中学生の生きる力を育み伸ばすことをめざして、中学生が地域の人たちと一緒に活動するイベントを企画しています。
そのひとつ「ブルブル・ドキドキ大作戦」を夏休みに湖北中学校で開催しました。古江小学校の児童に夏休みの思い出を作ってもらおうと、肝試しを行いました。当日は、研修に参加した生徒以外にも、たくさんの中学生がボランティアで参加してくれました。小学生は懐中電灯のあかりだけをたよりに校舎内をまわりました。中学生はおどかしたりクイズを出したりして、小学生を楽しませました。
イベント終了後、中学生は「自分たちがいちから企画をして実行することは難しかったけれど、みんなで成功させることができてよかった。小学生も中学生も楽しそうで、企画をしてよかった」と話してくれました。
リーダー研修やボランティア活動を通して、こどもたちが地域の人と結びつき、地域の人に支えられながら成長してほしいと思います。そして、またここに戻ってきて、湖北地区をさらに盛り上げていってほしいと私たち地域の大人は願っています。
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