スポーツが松江の存在感を高めます!
松江市は、市政を進めるための総合計画「MATSUE DREAMS 2030」において、2030年に市民のみなさんが「スポーツが松江の存在感を高めた」と実感できることを目指しています。
今回、本誌で紹介する地元出身のアスリートのみなさんが、全国・世界を舞台にさらなる飛躍を遂げられることを大いに期待していますが、松江市出身の私たちの先輩が、日本のスポーツ界で顕著な功績を残しているのはご存知でしょうか。
なかでも、今から157年前の1867年に雑賀町に生まれた岸清一(きしせいいち)氏は、東京帝国大学(現在の東京大学)在学中に漕艇選手として活躍し、その後、大日本体育協会(現在の日本スポーツ協会)の会長、国際オリンピック委員会(IOC)の委員として奔走・尽力され、1964年東京オリンピック開催の立役者となりました。
わが国のスポーツの発展への貢献を顕彰して、島根県庁前には岸氏の銅像が設置され、1964年の除幕式には当時のIOC会長が参列して岸氏の功績を讃えました。毎年3月に開催する「まつえレディースハーフマラソン」に「岸清一賞」が設けられ、秋には「岸清一記念 松江市民レガッタ」が開催されるなど、今日でも岸氏の名をもって松江市のスポーツ振興を図っています。
2030年には、島根県において「島根かみあり国スポ・全スポ」が開催されます。本市は、水泳、体操、バスケットボール、テニス、バレーボール、ハンドボール、ソフトテニス、バドミントン、卓球、ボクシング、ライフル射撃、高校軟式野球などの競技種目の主会場となる予定です。県選手団の活躍を願っています。
松江市は、全国・世界に挑戦するスポーツ選手のみなさんを応援しています。市民のみなさんのご声援、よろしくお願いします!
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