松江市の花・島根県の花に指定されている八束町の牡丹は、年間40万本が生産され、名実共に全国一の産地です。
■牡丹の歴史
八束町の牡丹は約300年前、全隆寺住職が遠州(静岡県)の秋葉山へ修業に訪れた際に薬用として持ち帰り、境内に植えたのが最初と伝えられています。
昭和30年ごろ、芍薬(シャクヤク)の苗に牡丹の芽を継ぐという新しい技術が開発され、生産量が増えたことをきっかけに、農家の主婦らが全国へ牡丹の行商に出るようになりました。
のちに、開花の調整ができるようになると、正月用牡丹の出荷や海外輸出も盛んになり大根島の牡丹は世界に知られるようになりました。
■品種
大根島の牡丹は、生産農家の研究や品種改良により数多くの種類が栽培され、赤・白・ピンク・紫・黄・黒色など豊富な花色を楽しむことができます。品種の一部をご紹介します。
島美人(しまびじん)
不夜城(ふやじょう)
貴婦人(きふじん)
黄冠(おうかん)
島津紅(しまずくれない)
島大臣(しまだいじん)
島錦(しまにしき)
■イベント案内
日時:4月21日(日)・27日(土)
会場:八束支所周辺
入場料無料
ステージイベント、約300本以上の牡丹切花が並ぶ牡丹切花品評会、牡丹ウォーク、屋台村など、イベント盛りだくさん!ぜひお越しください。
■牡丹園紹介
開園時間、入園料などはホームページでご確認ください。
◇中国ぼたん園
【電話】55-5232(松江市農政課)
(注)開花時期のみ開園
◇大根島本陣
【電話】76-3399
◇江島牡丹園
【電話】76-2254
◇大根島ぼたん芍薬園
【電話】76-3214
◇日本庭園 由志園
【電話】76-2255(代)
問合せ:
農政課【電話】55-5232
八束支所地域振興課【電話】55-5820
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