まちをよくするマイレポート

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男女共同参画社会をめざして
松江市男女共同参画審議会　会長　丸山実子(まるやまじつこ)

松江市では、性別にかかわらず、あらゆる分野で自分の意思で自由に選択ができ、互いを大切にしながら「だれもが協力し合って仕事も家庭も大切にする(できる)柔軟な社会」(男女共同参画社会)をめざし、さまざまな施策に取り組んでいます。「第3次松江市男女共同参画計画」では大目標に「市民一人ひとりが性別にかかわりなく、ともに支えあい、いきいきと暮らしていける松江」を掲げ、「(1)男女共同参画意識が浸透した社会を実現しよう」「(2)男女がともに活躍できる社会を実現しよう」「(3)あらゆる暴力の根絶など安心して暮らせる社会を実現しよう」の3つをめざしています。さまざまなイベントも行い、3月24日は世界最高齢アプリ開発ITエバンジェリストの若宮正子氏をお招きし、学生も含めたトークショーは180人を上回り大盛況でした。
松江市のみならず、島根県男女共同参画事業にも関わらせていただいており、所属を置く島根大学では専門のキャリア教育(ライフ・キャリアデザイン)の視点を生かし、ダイバーシティ推進室員を担っています。本学においては、2019年ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)に採択され、更には2023年広島大学と共同で同イニシアティブ(調査分析型)に採択されたことで、調査分析員として、スウェーデンを訪問しました。第一段報告として、島根・広島両県での情報共有フォーラムを終え、男女共同参画先進国・北欧の誰もが働きやすく働きがいのある環境づくりについて事例報告をしました。