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松江の皆さんこんにちは。

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島根県松江市 クリエイティブ・コモンズ

白石(しらいし) 洋一(よういち)

1976年生まれ。松江北高校、慶応義塾大学法学部政治学科卒。99年読売新聞東京本社入社。2005年から政治部。首相官邸や与野党の取材を長く担当。現在は政治部次長としてコラムも執筆。共著多数。

3月下旬、島根県立松江北高校6ルームの卒業30年同窓会のため、松江城近くのバス停から市交通局のバスに乗車した。JR松江駅前で降車する際、男性運転手が「良い旅を」と優しく声をかけてくださった。私が大きなバッグを持っていたため、観光客と間違えたのだろう。運転手は他の乗客にも心のこもった挨拶をされていた。国際文化観光都市・松江にふさわしい気配りがとても嬉しく、島根人の一人として誇らしかった。
筆者は大田市波根町で小、中学校時代を過ごし、松江北高に進んだ。1、2年は外中原町の北高寮、3年は奥谷町の森本様宅で下宿生活を送った。東京の大学に進学し、現在は新聞社で政治記者を続けている。
大学時代から参加しているのが「東京出雲学生会」で、現在は先輩らとともに幹事を務めている。学生会は明治16年、出雲地方から上京した岸清一先生をはじめ、出雲地方出身の学生8人の有志により、「雲国学生会」として始まった。昨年12月で例会は571回目となった歴史と伝統のある会である。毎年会報も発行し、島根県立図書館(松江市)にも寄贈している。
春は郷土人による講演会、冬は講談師・神田すみれ師匠による講談を聞くのが恒例行事だ。最近の社会経済情勢などもあって、島根から上京する学生は格段に減り、学生入会者の減少が当会の最大の悩みとなっている。筆者も学生時代、先輩方に就職相談に乗っていただき、お酒の飲み方も指導していただいた。出雲弁での和気あいあいとした宴席は、古里を思い出させてくれる貴重な機会でもある。
ご子息・ご息女やお知り合いに上京された学生さんがいらっしゃれば、ぜひ当会にご紹介、ご連絡をいただきたいと思います。会員の輪が広がることを切望し、松江のさらなる発展を願っています。
連絡先【E-mail】yogu8028@docomo.ne.jp

「東京松江会」への入会者を募集しています。関東地方在住の人をご紹介いただける人はご連絡ください。
〒140-0001 品川区北品川1-1-16 第2小池ビル6階 (株)さんびる内 東京松江会事務局
【電話】090-1188-0776(幹事長 境真樹)
【E-mail】tokyomatsuekai@gmail.com
東京松江会ホームページは本紙7ページの二次元コード参照

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