食べごろ松江～まつえ旬もの食べてごせ～vol.2

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神々の贈り物　ご縁玉～ゴールデンパールメロン～

市内の農家が情熱をそそぐメロン。
島根県が開発し、島根県でしか栽培がされていないメロン。
食べ頃になると鮮やかな黄金色に変わり、うっとりするほどの芳醇な香りとみずみずしい白色の果肉、とろける甘さが魅力です。他にはない希少な魅力を併せ持つその特徴から「ゴールデンパール」と名付けられています。
このメロンは、通常のメロンと比べ、実にすることも、糖度と香りを引き出すことも非常に難しいメロンです。昭和40年代から多くの農家が挑戦してきましたが、その栽培の難しさゆえに、ほとんどの農家が栽培を断念し、生産する農家は無くなろうとしていました。
「島根県のオリジナルのメロンとして次代に残していかなければならない」と立ち上がったのは、和多見町の(有)安藤農園・渡部旭さん。
約10年前、島根県農業技術センターの支援を受けて栽培技術を習得しながら、新たな特産品を目指して普及活動に取り組み始めました。
おいしいゴールデンパールメロンを作っても、収穫期間が短い上に収穫から食べ頃までの期間も短いため、スーパーなどでは販売が難しく、広く販売ができずにいました。
それから3年、松江のアンテナショップ・八百万マーケットと渡部さんが出会い、地元松江でこのメロンのブランド化を目指していこうと両者の想いが合致したことで、やっと本格的な販売が始まったのです。
そして、糖度・大きさ・見た目など厳正な基準を設け、神話の地にご縁がある縁起物としての要素を加え、特別な「ご縁玉ゴールデンパール」が誕生しました。
現在では、市内で3軒の農家が栽培を行っており、年間約1,500玉のメロンを全国各地に出荷しています。また、ふるさと納税の返礼品にもなっています。
この希少なメロンを使ったソーダやアイスといった加工品も八百万マーケットなどで販売中です。
松江発の高級で希少なメロンをぜひ一度お召し上がりください。

〔この記事に関する問い合わせ〕農政課【電話】55-5232
〔ゴールデンパールメロン販売に関する問い合わせ〕八百万マーケット【電話】67-6650