「NHKの朝ドラに「ばけばけ」決まりました!」
明治時代に松江に暮らした文豪・小泉八雲の妻セツをモデルにした、NHKの連続テレビ小説「ばけばけ」の制作が決定しました。来春から松江市内でドラマの撮影が始まり、来年秋から半年にわたって放送される予定です!
このドラマ化については、およそ2年前からNHK放送センター(本部)を複数回訪ねて役員や制作担当者に要望を行うとともに、地元の熱意とドラマ化の意義について訴えてきました。
名家に生まれながら時代の流れにより没落し極貧の生活を味わう小泉セツが、ラフカディオ・ハーン(のちの小泉八雲)に出会い、互いに異なる価値観を持ちながらも、コンプレックスや劣等感を抱えるがゆえに心を通わせていくストーリー。多様性を重んじる現代社会において、小泉セツの生き方から学ぶことは多いのではないでしょうか。なお、朝ドラ「ばけばけ」のヒロインは、「松野トキ」と名乗る見込みです。
今年は、小泉八雲の代表作「怪談」の出版からちょうど120年。八雲の作品に大きな影響を与えたと言われるセツにスポットを当てた企画展が、来年6月まで小泉八雲記念館で開催されていますので、ぜひお出掛けください。
松江市では、小泉セツのドラマ化がその魅力を全国・世界に発信できる千載一遇の好機になることと期待して、「ばけばけ」と松江のPRに力を入れてまいりますので、市民のみなさんのご協力をよろしくお願いします!
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