松江市長 上定昭仁の「上を向いていこう」Vol.38

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「今年は『小泉八雲イヤー』です」

2024年は、小泉八雲が執筆した「怪談」の初版発行から120年、かつ八雲没後120年の節目の年に当たります。これを記念する「メモリアル・イヤー」を盛り上げるため、統一ロゴマーク「KWAIDAN120」を制作し、イベント開催や商品販売に合わせて使用することでPRしています。
また、今年は、例年開催している「朗読のしらべ」「青少年スピーチコンテスト」「スーパーへるんさん講座」などに加えて、「メモリアル・イヤー」ならではのイベントに取り組んでいるところです。
八雲の作品をモチーフにしたスイーツや、おちょこ・おつまみと日本酒のセットを「怪談グルメ」と銘打って開発・販売しているほか、サンラポーむらくもでは、八雲と妻のセツが好んだ食材を使ったコース料理「拝啓、小泉八雲、セツ様」の提供を始めました。
さらに、八雲やその作品を題材にした企画を市民のみなさんに公募し、その中から厳選した5件のイベントを開催しますのでご期待ください!
現在、小泉八雲記念館では、小泉セツにスポットを当てた企画展を開催していますが、八雲の命日である9月26日から1週間に限り、松江市民のみなさんの入館料を無料にします(入館時に、現住所が確認できる免許証などの提示をお願いします)。この機会にぜひお訪ねください。
来年秋には、セツをモデルにした、NHKの連続テレビ小説「ばけばけ」の放送がスタートします。「メモリアル・イヤー」や「ばけばけ」を一過性のものにせず、八雲を顕彰する機運を高め継続できるよう、みんなで応援してまいりましょう!

〔小泉八雲づくしの「怪談グルメ」〕
・第1弾のスイーツ企画「かっぱふぇ」(風流堂)と「雪女プレート」(彩雲堂)
・第2弾の日本酒企画「怪談おちょこで楽しむ八雲の思い出酒」(米田酒造)
(写真は本紙をご覧ください)