結核は、結核菌によって主に肺に炎症が起こる病気です。結核菌の混じったしぶきが、咳やくしゃみと一緒に空気中に飛び散り、周りの人が直接吸い込むことで感染します。発病すると、咳や痰、発熱など、風邪のような症状が長く続くのが特徴です。発病した人の約4割は80歳以上の高齢者です。
結核は、今でも全国で1日に28人の新しい患者が発生し、5人が命を落としている日本の重大な感染症です。結核を早く発見し確実に治療することが大切です。
(参考…結核の常識2024)
■早期発見で重症化と感染拡大防止!
・市の検診、職場健診などで胸部エックス線検査を受けましょう
・咳や痰、微熱や身体のだるさが2週間以上続くときは、医療機関を受診しましょう
・体重が減る、なんとなく食欲がない、寝汗をかくといった症状にも注意しましょう
※高齢者は、咳や痰など結核特有の症状が出ないこともあります
ご相談は、松江保健所医事・難病支援課【電話】23-1315まで
詳しくは【HP】『松江市 結核』で検索
問合せ:保健衛生課
【電話】28-8285
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