まちの息吹をお届けします
■未来をつくる「ものづくり」の技術
▽江津『未来人材』ものづくり研究発表会
1月26日、江津工業高校とポリテクカレッジ島根の学生が研究・実践の成果を発表する「江津『未来人材』ものづくり研究発表会」が総合市民センターで行われ、約250人が会場に訪れました。
第1部では江津工業高校3年生とポリテクカレッジ島根2年生の計6グループが、これまで学校で学んだ研究の成果を発表しました。第2部では、江津工業高校が新たな取り組みとして、市内企業24社がパートナー企業となり始める「探求学習startup」について紹介しました。
▽江津工業高校デジファブ展
2月7日から12日、江津工業高校2、3年生が制作した作品が展示された「江津工業高校デジファブ展」が旧江津郵便局で行われ、述べ63人が来場しました。
コンピュータ上でデザインしたデータをもとに、レーザーカッターで素材を加工する技術「デジタルファブリケーション(デジファブ)」の技術を駆使し、合板を加工して制作されたのは、椅子やテーブル、飛行機模型やクリスマスツリーなど約40点。来場者は学生から作品の説明を受けながら作品を鑑賞し、確かな技術力に目を輝かせていました。
■文化財を火災から守る
昭和24年1月26日に、現存する世界最古の木造建造物である法隆寺(奈良県斑鳩町)の金堂が炎上し、壁画が焼損したことに基づき、1月26日に文化財防火デーが制定されました。その日に先立ち、1月21日、有福温泉町の福泉寺で放水訓練が行われました。
消防団有福温泉分団員が、建物が燃えている想定で放水手順を確認。近くの川から消火用の水を確保し、建物に向けて放水しました。雨が降り天候の悪い中、消防団員はきびきびとした姿で放水訓練を行っていました。
■被災地へ職員派遣
2月7日、能登半島地震の被災地へ派遣する市職員の出発式を市役所で行いました。り災証明発行のための住宅被害認定調査業務を行う職員4名は金沢市へ。被災者の健康相談や避難所の衛生対策などに行う保健師1名は能登町へ出発しました。
出発式で市長は「被災地は大変厳しい状況だが、与えられた任務を確実に遂行してほしい」と激励しました。激励を受けた職員は「復興の手助けとなるよう頑張りたい」と決意を述べました。
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