5月~7月頃にかけて、鮮やかな黄色の花をつけるオオキンケイギクを、市内の道端や河原などでよく見かけます。しかし、きれいな花だからといって、自宅の庭や花壇に植えてはいけません。
オオキンケイギクは、日本の生態系に重大な影響を及ぼす恐れがある植物として、外来生物法による「特定外来生物」に指定されており、栽培・運搬・販売・野外に放つことが禁止されています。強い繁殖力を持ち、いったん定着すると在来の野草の生息場所を奪い、周囲の環境を一変させてしまう可能性があります。
■特徴
・キク科の多年生草本で、高さは30cm~70cm程度。
・花はコスモスに似た形状で直径5~7cmの頭状花。
・花びらの先端には不規則に4~5つのギザギザがある。
・葉は細長いへら状で、両面に荒い毛が生えている。
■駆除するときの注意
生きたまま移動、保管が禁止されていますので、根から引き抜き、2〜3日天日干しにして枯死させてから処分してください。草刈機で刈り取る場合は、種ができる前の早い時期に行いましょう。
問合せ:市民生活課生活環境係
【電話】0855-52-7936
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