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江津市の予算

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島根県江津市

令和6年度当初予算が、江津市議会3月定例会で可決・成立しました。
今年度、江津市がどのようにお金を使っていくのか説明します。

令和6年度一般会計予算184億7,400万円

■今年度の一般会計予算
一般会計の予算総額は184億7,400万円で、昨年度と比べ28億900万円の大幅な増額となっています。これは、ライスセンター再編整備事業や継続事業である防災集団移転促進事業など、普通建設事業の増が主な理由です。
令和6年度は「第2期江津市版総合戦略」の最終年度となるため、これまで推進してきた人口減少対策に関する各種施策の総仕上げと位置付けて予算配分を行うとともに、「スマートシティ江津推進構想」に基づく「デジタルトランスフォーメーション」の推進に引き続き重点を置き編成しています。併せて、施設の老朽化に伴う更新費用なども計上しています。

■具体的な取り組み
これまで実施してきた移住促進策や、企業版ふるさと納税制度を活用したシティプロモーション、有福温泉の活性化に向けた取り組みなどをさらに進めます。
また、自治体業務が更に増大・複雑化する中、多様な業務に対する効率化の検討や各施策・事業の費用対効果の検証・精査を行い、持続可能な行政運営を実現するための取り組みを進めます。

▽令和6年度江津市予算総括表

■一般会計予算184億7,400万円の使いみち
▽歳入

自主財源:市が自主的に確保できる財源。
依存財源:国や県から配分される財源。
市税:地方税法に基づき、市民や法人から納めてもらう税金。
分担金及び負担金:市が行う事業によって利益を受ける人に負担してもらうお金。
使用料及び手数料:公共施設の使用料や各種証明書の発行時に支払われるお金。
繰入金:基金から繰り入れるお金。
地方譲与税・交付金:国や県が徴収した税金から市町村に配分されるお金。
地方交付税:各地域の地方税収の差を調整するため国から交付されるお金。
国庫支出金、県支出金:市が行う特定の事業などに対し、国または県から交付されるお金。
市債:国や銀行などから長期にわたり借り入れる資金。

▽歳出

議会費:議員報酬や議会の運営などにかかる経費。
総務費:財産管理や統計調査、地域振興や広報活動など、全般的な管理事務にかかる経費。
民生費:高齢者や児童の福祉などにかかる経費。
衛生費:医療やごみの収集などにかかる経費。
労働費・商工費:勤労者への支援や、商工業の振興などにかかる費用。
農林水産業費:農業や林業、水産業の振興にかかる費用。
土木費:道路の維持、住宅や公園の整備などにかかる費用。
消防費:防災などにかかる費用。
教育費:学校や図書館、社会教育や文化振興などにかかる費用。
公債費:借入した市債などを返済するための費用。

■令和6年度の重点事業
▽ライスセンター再編整備事業 約7億5,800万円
・江津市乾燥調製施設拠点整備
・桜江荷受場整備など

▽防災集団移転促進事業 約3億4,200万円
・測量設計調査
・建物等補償
・用地取得など

▽DX推進事業 約1億6,000万円
・自治体システム標準化対応
・デジタルツール導入など

▽西部統合小学校建設事業 約8,000万円
・基本設計業務
・用地測量業務など

問合せ:財政課財政係
【電話】0855-52-7929

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