■古民家学生イベント
12月1日に「古民家学生イベント」が都野津町で開催されました。毎年3月に行われる「つぬさんぽ」のプレイベントとして実施され今年で4回目。「都野津街並みの会」が主催し、歴史ある街並みや古民家を舞台に、地域住民と学生が協力して作り上げる街歩きのイベントです。
古民家を活用した脱出ゲームや、ゴミを活用した楽器演奏会、そして「みんなでつくろう都野津マップ」など、さまざまな企画があり来場者を楽しませました。家族連れなどが赤瓦の街並みや古民家を巡りながら、神楽道具作り体験やステージ鑑賞、食べ歩きなどを満喫していました。
■水谷選手、市長を訪問
プロ野球・北海道日本ハムファイターズの水谷瞬選手が、12月5日に中村市長を訪れました。石見智翠館高校出身の水谷選手、今年は交流戦の最優秀選手に選ばれるなどの活躍を見せ、オールスターにも出場しました。
中村市長は「水谷選手を応援している江津市民も多く、これからも活躍を楽しみにしている。世界で活躍できる選手に成長してほしい。」と激励の言葉を贈りました。
水谷選手は「高校時代を過ごした縁で、江津市民に自分のことを知ってもらえて嬉しい。北海道から江津を元気にできるように頑張ります。」と、今後の意気込みを語りました。
■心温まるひととき
12月7日、今年で4回目を迎える「KAWADOエキテラス2024」が旧川戸駅舎で開催されました。江津工業高校の生徒たちが作成したイルミネーションに彩られ、来場者は同高校生によるミニゲームや、屋内で提供されるぜんざいやクレープなどの食べ物を楽しみながら、和やかなひと時を過ごしました。ステージイベントでは、近原さん親子の心のこもった「ありがとう三江線」が披露され、終始盛り上がりを見せました。近原さんは「これからも歌い続けていきたい」と語りました。
■おやこキラキラコンサート
12月8日、江津市総合市民センターで「おやこキラキラコンサート」が開催されました。親子連れやスタッフやボランティアなど約630人が参加しました。
オープニングでは石見智翠館高校吹奏楽部がクリスマスハッピーメドレーなどを演奏。指揮者体験では、3人の子どもたちが立候補し、かわいらしい指揮に会場から大きな拍手が送られました。
たまえ保育園の皆さんによる「キラキラ星」の合奏やダンスなども行われ、参加者は親子で楽しむことができました。
■6年に一度の大元神楽
11月16日、桜江町市山の飯尾山八幡宮において、国の重要無形民俗文化財に指定されている大元神楽の式年祭が行われました。
市山地区では、地元の市山神友会や神職の皆さんによって、古くからの儀式が連綿と受け継がれています。6年ぶりの開催に地域内外から多くの人が来場し、厳かな雰囲気の中、翌朝まで夜を徹して舞われる34の演目に魅入っていました。
演目によっては激しい舞もあり、演目が終わると万雷の拍手と「よーもぉた(よく舞った)」の声が舞い手に送られました。
▽国の重要無形文化財「大元神楽」
大元神楽は、古くは大元舞(おおもとまい)と称して、村々における集落の神として祀られている大元様を勧請(かんじょう)し、数年に一度の式年祭に行われるものです。神がかり託宣の古儀が伝承されている神楽で、昭和54年2月に国の重要指定無形民俗文化財に指定されました。大元神楽は、六調子でゆったりとした古風なもので、近年衣装、演出等に八調子風の影響はあるものの、基本として古型を残しています。
■第28回江津市石見神楽大会
江津市石見神楽大会が11月24日に開催されました。第28回となる今回は、江津市石見神楽連絡協議会に所属する7つの神楽団体、特別出演として嘉久志神楽子ども会が迫力の舞を披露。会場の総合市民センターは多くの神楽ファンで埋め尽くされました。
神楽団体ごとの特色ある演目を楽しめるのは大会ならでは。石見神楽の人気演目「大蛇」からスタートし、最後の「大江山」までさまざまな演目が上演されました。はでやかな演出もあり客席からは歓声や拍手が響いていました。
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