52KIRARI(ゴウツキラリ)江津の元気な頑張る人たち

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■伝統みその継承、未来を築く
藤田　愛(ふじたまなみ)
長友　大晟(ながともたいせい)

昨年12月8日に行われた「江津市ビジネスプランコンテスト(通称Go-con)」の最終審査会で、6組の中から見事大賞に選ばれたのは、藤田愛さんと長友大晟さんが提案した「福屋みそを125,700kg販売したい」というプランでした。このプランは、人手不足などの影響で生産が困難になっていた「福屋みそ」を継承することを目的としています。
藤田さんと長友さんは共に神奈川県出身ですが、大学生時代に江津を訪れたことをきっかけに、江津市有福温泉町に移住しました。福屋みそは、有福産の米を使用した手作りの無添加米みそです。二人は、今後みその販路拡大を目指すと同時に、5年をかけてみそづくりを習得する予定です。
今回のビジコンを振り返り、藤田さんは「憧れの舞台に立てたことをとても嬉しく思います。大賞を受賞できたので、さらに気を引き締めて頑張りたい」と語りました。また、長友さんは「有福の暮らしの一部でもある、みそのある暮らしを次の世代に残していきたいです。今回のビジコンに出場したことで、まず江津市の人に福屋みそのことを知ってもらいたいです。そして、5年後には事業として確立させたい」と述べました。
「福屋みそ」は、当面の間、有福で開催されるイベントにて販売を行い、来年度中には有福温泉での販売体制を整える予定です。