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自治体の皆さまへ

はたちの集い

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島根県江津市

1月2日(木)、令和7年江津市はたちの集いを江津市総合市民センターで開催しました。江津市出身や在住していて、今年度で二十歳を迎える150名が参加しました。

■はたち代表答辞
下田悠雅さん
私たちがこうして二十歳という節目の日を迎えることができたのは、日々たくさんの愛情を注ぎ育ててくれた家族や、ご指導いただいた先生方、多くの時間と経験を共有した友人、そして、私たちの成長を暖かく見守ってくださった地域の方々のお陰です。心より感謝を申し上げます。
私たちの世代は、中学の卒業式から本格的に新型コロナウイルスが蔓延し、コロナウイルス感染症に配慮することが当たり前という高校生活を送ってきました。多くの制限によって苦しい思いや、やりたいことがやりきれない悔しさなどを多く感じる3年間でした。
しかし、高校生活のすべてがつらい経験ではありませんでした。制限の中での工夫を凝らした企画や活動などを友人や、先生方と共に行うことができたからこそ、どんな状況にも負けない強さを持つことができました。徐々に規制が緩和され、できることも増えていく中で当時を振り返ると、コロナ禍にあった高校時代に得ることのできた「どんな状況にも負けない強さ」は、私たちの財産であると思っています。
これからは、私たちが社会人として成長し、今まで支えてくださった方々を支えていき、次の世代に夢を見せられるような立場になれるように日々精進してまいります。
※紙面の都合上、抜粋・編集させていただきました。

■記念品のご紹介
「和紙製の名刺入れ」
はたちの集いにご参加いただいた皆さまへ、特別な記念品としてお渡しした「名刺入れ」は、勝地半紙の和紙で丁寧に作られています。この名刺入れは、江津市の指定無形民俗文化財である石州勝地半紙の伝統技術を受け継いだ、貴重な一品です。
原料には、落葉広葉樹の楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)の樹皮の繊維が使用されており、薬剤以外の素材はすべて工房で作っています。今回の名刺入れは、桜江町長谷の「風の工房」にお願いし、はたちの記念に普段使いできる和紙製品をということで作成してもらいました。心を込めて制作していただいたこの名刺入れは、皆さまの新たな一歩を支える大切なものになってほしいと願っています。
この名刺入れを通じて、これからの人生を彩っていってください。

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